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ライアンエアが737MAX10大量購入、ボーイングとの対立に終止符

5月9日、アイルランドに本拠を置く欧州格安航空会社ライアンエアは、米ボーイングから最大300機の「737MAX10」を購入する契約に正式調印した。写真は2022年7月、ラトビアのリガ国際空港で撮影したライアンエアのボーイング737-8AS(2023年 ロイター/Ints Kalnins)
[ワシントン/ダブリン 9日 ロイター] - アイルランドに本拠を置く欧州格安航空会社ライアンエアは9日、米ボーイングから最大300機の「737MAX10」を購入する契約に正式調印した。
150機は確定発注で、残りの150機はオプション。安全問題や新型コロナウイルスのパンデミック後の混乱で低迷していた737MAXシリーズの納入に弾みをつける大型契約と言える。納入予定は2027─33年になる見通し。
ライアンエアのマイケル・オレアリー最高経営責任者(CEO)は昨年、ボーイングとの間でMAX10の大規模発注交渉をいったん打ち切り、設定価格や過去の発注機の納入遅れなどに関してボーイングを痛烈に批判していたが、この契約でそうした両社の対立関係にも終止符が打たれた。
今回のMAX10の取引価格は明らかにされていない。オレアリー氏は、最終的に決まった価格について満足していると述べた。ただ複数の業界関係者は、ライアンエアが当初の交渉時よりも高い金額を支払うことになるかもしれないとの見方を示した。
それでもオレアリー氏は、新たに購入するMAX10によって同社は、今年3月末で1億6800人だった年間輸送能力を2034年3月までにほぼ2倍の3億人に拡大できるとの見通しを示した。