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ロンドン証取G、23年目標を再確認 株主に自社株買い承認求める

2023年04月27日(木)17時34分

4月27日、LSEG(ロンドン証券取引所グループ)は、2023年の財務目標を再確認した上で、先に発表していた米投資会社ブラックストーンとトムソン・ロイター連合から自社株を買い戻す計画を承認するよう株主に求めた 。ロンドンのLSEで2008年10月撮影(2023年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 27日 ロイター] - LSEG(ロンドン証券取引所グループ)は27日、2023年の財務目標を再確認した上で、先に発表していた米投資会社ブラックストーンとトムソン・ロイター連合から自社株を買い戻す計画を承認するよう株主に求めた。LESGはこの日、ロンドンで年次株主総会を開く。

デービッド・シュウィマー最高経営責任者(CEO)は第1・四半期の取引報告の中で「統合から変革へのシフトを続ける中で、今年いっぱいはさらなる前進ができると確信している」と述べた。

LSEGは、総額7億5000万ポンドの市場での買い戻しプログラムは順調に進んでおり、3月に第2弾となる2億5000万ポンド相当の買い戻しを完了、7月には最後の買い戻しを完了する予定だとした。

さらにこの日の年次総会で、ブラックストーンとトムソン・ロイター連合から2024年4月までに最大7億5000万ポンド相当の自社株を買い戻す計画について、株主の承認を求めるとした。

第1・四半期のデータ・分析部門からの収入は前年同期比14.6%増の13億ポンドだった。

回収分を除いた総収入は14.6%増の20億ポンドとなり、ジェフリーズがまとめたコンセンサス予想を上回った。

総利益は13.9%増の18億ポンドだった。

シュウィマーCEOは、データ・分析部門ではサービスへの投資と顧客エンゲージメントの強化により、年間契約額(ASV)の伸びがさらに加速したと説明した。

ジェフリーズは、ASVの伸び成長は「非常に印象的」で、市場予想を上回ったとした。

ロイター
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