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21年の暗号資産絡みの犯罪、過去最高の140億ドル=調査会社
2022年01月06日(木)19時11分
1月6日、ブロックチェーン分析企業チェイナリシスは、暗号資産(仮想通貨)に絡む犯罪が昨年は過去最高の140億ドルになったと発表した。(2022年 ロイター/Edgar Su)
[ロンドン 6日 ロイター] - ブロックチェーン分析企業チェイナリシスは6日、暗号資産(仮想通貨)に絡む犯罪が昨年は過去最高の140億ドルになったと発表した。
前年比80%増加したが、仮想通貨取引全体の0.15%と過去最低だった。
2021年の総取引量は15兆8000億ドルと前年の5倍以上に膨らんだ。
チェイナリシスは報告書で、分散型金融(DeFi)プラットフォームにおける詐欺や窃盗の急増が犯罪増加の主な要因と指摘した。仮想通貨の導入に大きな障害となり、政府による規制の可能性を高めるとの見方を示した。
昨年の仮想通貨の窃盗は約32億ドル相当で、このうち約22億ドル(全体の約72%)はDeFiサイトから盗まれたという。
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