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米当局、共和党全国大会でのポンペオ氏演説調査 ハッチ法違反か

2020年10月27日(火)02時08分

米下院の歳出委員会および外交委員会の両委員長は26日、今年8月に行われた共和党全国大会でのポンペオ国務長官の演説を巡り、米特別検察官局(OSC)が調査を開始したと発表した。写真はポンペオ国務長官。インドで撮影(2020年 ロイター/Adnan Abidi)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米下院の歳出委員会および外交委員会の両委員長は26日、今年8月に行われた共和党全国大会でのポンペオ国務長官の演説を巡り、米特別検察官局(OSC)が調査を開始したと発表した。

ポンペオ氏は8月、訪問中のイスラエルでトランプ氏の外交政策を称賛する演説を録音し、トランプ氏を共和党の大統領候補に再指名した全国大会で使用された。これが、連邦職員の政治活動への参加を制限するハッチ法に違反すると指摘されている。

歳出委のローウィー委員長と外交委のエンゲル委員長(ともに民主党)は共同声明で、「ポンペオ長官の共和党全国大会での演説がハッチ法に違反している可能性についてOSCが調査を開始したことを確認した」と述べた。

OSCの広報担当者は、ポンペオ氏の演説は違法との議員からの主張を受け調査を開始したことを認めたが、それ以上のコメントはできないとした。

国務省からのコメントは現時点で得られていない。

ロイター
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