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米株はS&Pとナスダック最高値更新、底堅い指標手掛かり
8月21日、米国株式市場は続伸。ダウ平均株価は190ドル値上がりしたほか、S&P総合500種指数とナスダック総合指数がともに終値で最高値を更新した。底堅い経済指標が買い手掛かりになった。写真は4月26日、ニューヨーク証券取引所前で(2020年 ロイター/Jeenah Moon)
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国株式市場は続伸。ダウ平均株価<.DJI>は190ドル値上がりしたほか、S&P総合500種指数<.SPX>とナスダック総合指数<.IXIC>がともに終値で最高値を更新した。底堅い経済指標が買い手掛かりになった。
8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.7と、2019年2月以来の高水準。新型コロナウイルスの感染件数が全国的に高止まりする中でも、製造業とサービス業ともに新規受注が増えた。
また7月の米中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比24.7%増加し586万戸。伸びは2カ月連続で過去最高を更新したほか、販売戸数は2006年12月以来、約13年半ぶりの高水準を記録した。コロナ禍で在宅勤務が定着する中、大型物件への需要が拡大した。
アライ・インベストのチーフ投資ストラテジスト、リンゼー・ベル氏は「経済が再開する中、製造業に持ち直しの動きが見られるのは不思議でない」とした上で、こうした動きが相場の値上がりを後押ししていると指摘した。
時価総額が2兆ドルを超えたアップル
週間ではダウ平均がほぼ変わらず。S&P500は0.7%高、ナスダックは2.7%高。
業種別では情報技術株<.SPLRCT>が1.2%高。工業株<.SPLRCI>は0.35%高。
電気自動車(EV)のテスラ
農業機械メーカーのディア
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.88対1の比率で上回った。ナスダックでも2.04対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は84億株。直近20営業日の平均は96億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 27930.33 +190.60 +0.69 27758.1 27959.4 27686.7 <.DJI>
3 8 8
前営業日終値 27739.73
ナスダック総合 11311.80 +46.85 +0.42 11258.4 11326.2 11245.4 <.IXIC>
5 2 4
前営業日終値 11264.95
S&P総合500種 3397.16 +11.65 +0.34 3386.01 3399.96 3379.31 <.SPX>
前営業日終値 3385.51
ダウ輸送株20種 10940.68 +46.75 +0.43 <.DJT>
ダウ公共株15種 809.61 -0.98 -0.12 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2198.33 +17.29 +0.79 <.SOX>
VIX指数 22.31 -0.41 -1.80 <.VIX>
S&P一般消費財 1214.27 +3.82 +0.32 <.SPLRCD>
S&P素材 388.97 -2.09 -0.53 <.SPLRCM>
S&P工業 644.59 +1.89 +0.29 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 658.05 +1.74 +0.27 <.SPLRCS>
S&P金融 403.18 -1.08 -0.27 <.SPSY>
S&P不動産 222.26 +0.54 +0.25 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 269.45 -1.70 -0.63 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1243.13 +1.09 +0.09 <.SPXHC>
S&P通信サービス 200.30 -0.76 -0.38 <.SPLRCL>
S&P情報技術 2071.21 +24.80 +1.21 <.SPLRCT>
S&P公益事業 300.44 +0.39 +0.13 <.SPLRCU>
NYSE出来高 8.74億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22900 0 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22890 - 10 大阪比 <0#NIY:>