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メルケル独首相、金融取引税案を歓迎 株取引のみ課税を=関係筋
2019年12月11日(水)01時49分
ドイツのメルケル首相は、ショルツ財務相が策定した金融取引税の原案を歓迎するとともに、課税対象は株取引に限定すべきという考えを示した。複数の関係筋が10日明らかにした。(2019年 ロイター/HANNIBAL HANSCHKE)
[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は、ショルツ財務相が策定した金融取引税の原案を歓迎するとともに、課税対象は株取引に限定すべきという考えを示した。複数の関係筋が10日、明らかにした。
首相は与党の非公開会合で、金融取引税を巡り仏、英も同様に対応しており、3カ国の足並みが大きく乱れることにはならないと語ったという。
南ドイツ新聞によると、ショルツ財務相は独など欧州連合(EU)加盟国10カ国に金融取引税を導入するための原案をまとめた。企業価値が10億ユーロ超の大手企業の株式を購入する場合に0.2%が課税される。10カ国の企業500社超の株式が対象になるという。
ルメール仏経済・財務相は独紙ハンデルスブラットに対し、ショルツ氏の提案を歓迎すると語った。
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