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米国が連日最高値、堅調な経済指標で
米国株式市場は続伸し、主要株価指数が連日で最高値で引けた。経済指標で国内景気の底堅さが示されたほか、米中通商協議に対する慎重ながらも楽観的な見方が引き続き投資家心理を支えた。ニューヨーク証券取引所で撮影(2019年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、主要株価指数が連日で最高値で引けた。経済指標で国内景気の底堅さが示されたほか、米中通商協議に対する慎重ながらも楽観的な見方が、引き続き投資家心理を支えた。感謝祭の祝日を前に、商いは薄かった。
米商務省が発表した第3・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比2.1%増と、速報値の1.9%増から上方改定され、前期から伸びが加速した。
また、10月の個人消費支出は前月比0.3%増となり、第4・四半期も緩やかな経済成長が続くことを示唆する内容となった。
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア・インベストメント・ディレクター、ビル・ノーシー氏はこれについて「マクロ面から言えば、成長しつつも引き続き減速という状況に合致している」と指摘。「ここ3カ月間、単なる減速ではないとの懸念がくすぶっていたが、そうした不安がある程度和らいだ」と話した。
一般消費財株<.SPLRCD>は0.83%高で上げを主導した。
10月の耐久財受注統計でも、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が9カ月ぶりの大幅な伸びとなった。
個別銘柄ではボーイング
来年の利益減少を警告した農業機械メーカーのディア
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.76対1の比率で上回った。ナスダックでも1.98対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は55億7000万株。直近20営業日の平均は70億6000万株。
28日は感謝祭で休場、29日は短縮取引となる。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 28164.00 +42.32 +0.15 28156.47 28174.97 28075.23 <.DJI>
前営業日終値 28121.68
ナスダック総合 8705.18 +57.24 +0.66 8669.60 8705.91 8662.58 <.IXIC>
前営業日終値 8647.93
S&P総合500種 3153.63 +13.11 +0.42 3145.49 3154.26 3143.41 <.SPX>
前営業日終値 3140.52
ダウ輸送株20種 10947.55 -22.68 -0.21 <.DJT>
ダウ公共株15種 852.87 +0.69 +0.08 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1735.91 +12.65 +0.73 <.SOX>
VIX指数 11.75 +0.21 +1.82 <.VIX>
S&P一般消費財 968.21 +7.97 +0.83 <.SPLRCD>
S&P素材 376.96 +0.76 +0.20 <.SPLRCM>
S&P工業 692.44 -1.26 -0.18 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 635.00 +0.74 +0.12 <.SPLRCS>
S&P金融 500.03 +1.88 +0.38 <.SPSY>
S&P不動産 239.49 +0.77 +0.32 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 435.78 +1.36 +0.31 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1152.73 +5.52 +0.48 <.SPXHC>
S&P通信サービス 178.89 +1.12 +0.63 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1548.18 +8.81 +0.57 <.SPLRCT>
S&P公益事業 318.81 +0.30 +0.09 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.48億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 23590 + 110 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 23590 + 110 大阪比 <0#NIY:>