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米国株は小幅高、米朝首脳会談控え様子見ムード
6月11日、米国株式市場は小幅高。シンガポールで12日に開かれる米朝首脳会談を前に様子見ムードが広がった。4月撮影(2018年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 週明け11日の米国株式市場は小幅高。シンガポールで12日に開かれる米朝首脳会談を前に様子見ムードが広がった。前週末の主要7カ国首脳会議(G7サミット)は一枚岩でない状況が露呈した格好となったが、相場への影響は限定的だった。
BB&Tウェルスマネジメントのシニアバイスプレジデント、バッキー・ヘルウィグ氏は、衝突が予想されたG7サミットでは何も成果が出ないことは織り込み済みだったとし、市場は米朝首脳会談で良いニュースがもたらされる可能性に着目していると指摘。「国際社会の安全保障に関する投資家心理は改善している」と語った。
投資家はまた、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会、日銀の金融政策決定会合にも注目している。
12─13日に開催されるFOMCでは、米連邦準備理事会(FRB)がフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を1.75─2.00%に引き上げるとの予想が大勢を占める。
FOMCを控え、11日の金融・債券市場で米国債利回りは上昇。同日実施された総額540億ドルの3年・10年債入札の需要は堅調だった。
個別銘柄では、米医療用機器のボストン・サイエンティフィック
米通信大手AT&T
米電力・ガス大手センプラ・エナジー
米フェイスブック
米医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループ
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.23対1の比率で上回った。ナスダックでも1.19対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は60億5000万株。直近20営業日の平均は66億2000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 25322.31 +5.78 +0.02 25336.6 25402. 25290. <.DJI>
7 83 20
前営業日終値 25316.53
ナスダック総合 7659.93 +14.41 +0.19 7647.24 7677.2 7642.8 <.IXIC>
9 7
前営業日終値 7645.51
S&P総合500種 2782.00 +2.97 +0.11 2780.18 2790.2 2780.1 <.SPX>
1 7
前営業日終値 2779.03
ダウ輸送株20種 11054.73 +116.26 +1.06 <.DJT>
ダウ公共株15種 656.93 -7.03 -1.06 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1408.99 -3.30 -0.23 <.SOX>
VIX指数 12.35 +0.17 +1.40 <.VIX>
S&P一般消費財 876.48 +2.97 +0.34 <.SPLRCD>
S&P素材 380.00 +0.36 +0.10 <.SPLRCM>
S&P工業 641.60 +0.98 +0.15 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 524.12 +4.01 +0.77 <.SPLRCS>
S&P金融 463.87 -1.30 -0.28 <.SPSY>
S&P不動産 197.11 -0.25 -0.12 <.SPLRCRE
C>
S&Pエネルギー 567.05 +2.03 +0.36 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 983.31 +0.99 +0.10 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 151.11 +1.00 +0.67 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1255.99 -0.14 -0.01 <.SPLRCT>
S&P公益事業 244.16 -0.82 -0.33 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.95億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22960 + 170 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22920 + 130 大阪比 <0#NIY:>
(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)