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ロンドン株反発、底堅い経済指標を好感

2015年04月02日(木)04時17分

[ロンドン 1日 ロイター] - 1日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数<.FTSE>が反発し、36.46ポイント(0.54%)高の6809.50で取引を終えた。朝方発表された指標が底堅かったことで市場心理が好転した。

英マークイット・エコノミクスが発表した3月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.4で2014年7月以来の高水準となった。2月の54.0から上昇した。3月のユーロ圏製造業PMIも52.2と10カ月ぶりの高水準で、市場予想を上回った。

個別銘柄ではファッション小売り大手ASOS(エイソス)が2.7%上昇した。上半期決算は利益が10%減となったものの、市場予想は上回った。通期の利益見通しの達成に自信を示したことも好感された。

部門別では、原油・天然ガス株指数<.FTNMX0530>1.43%上昇した。イランの核問題をめぐる協議が続く中、すぐにイラン制裁が解除されて原油の供給が増えることはないとの見方から北海ブレント原油が大幅に持ち直した。

経済の回復で銀行などの景気循環株が業績を上げるとの期待からFT350種銀行株指数<.FTNMX8350>は1.11%上昇した。バークレイズは2.8%、ロイズ・バンキング・グループは1.4%値上がりした。

ロイター
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