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アジア株式市場サマリー(19日)
[19日 ロイター] - <東南アジア市場> 大半が上伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)による金利と景気回復に関するハト派的コメントを受け、新興国株式市場にリスク投資意欲が戻った。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は0.73%高の3386.16で終了。前日の約2カ月ぶりの安値引けから反発した。前日に約1カ月ぶりの安値を付けたジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は0.75%高の5453.85で終わった。
<中国・香港市場> 中国株式市場はまちまち。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けてアジア市場が全般的に上昇したが、資本規制の厳しい中国市場では反応は鈍かった。
製造業への政府支援策への期待から工業株<.CSI300IN>が上昇する一方、金融株<.CSI300FS>が軟調となった。
香港株式市場は続伸。米連邦準備理事会(FRB)が利上げに前のめりではない姿勢を示し、アジアの株式市場がほぼ全面高となった流れに追随した。
最も活発に取引された銘柄には、不動産開発などを手掛ける藍鼎国際発展<0582.HK>、中国国家文化産業集団<0745.HK>、中国銀行<3988.HK>が含まれており、それぞれ0.6%高、14.2%高、0.5%高。
<ソウル市場> 反発。総合株価指数<.KS11>は9.44ポイント(0.47%)高の2037.89で終了した。
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