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ECB決定好感、ユーロファースト07年以来の高値=欧州株式市場
3月5日、欧州株式市場は続伸した。写真はロンドンのディーリングルームで2011年10月撮影(2015年 ロイター/Paul Hackett)
[ロンドン/パリ 5日 ロイター] - 5日の欧州株式市場は続伸し、FTSEユーロファースト300指数が一時、7年以上ぶりの高値に上昇した。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が国債などの購入プログラムについて、必要ならば来年9月を越えて続ける考えを示したほか、今年と来年のユーロ圏の成長率見通しの上方修正を発表したことが好感された。
スーパー大手の仏カルフール
FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は12.45ポイント(0.80%)高の1569.48で取引を終えた。一時は2007年11月以来の高値となる1572.02まで上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は34.77(0.97%)高の3618.21だった。
世界第2位の小売り業者であるカルフールは2.4%高。欧州地域の大型スーパーマーケットてこ入れのために今年の設備投資額を増やすとしたことが買い材料となった。
シュローダーは昨年の税引き前利益が市場予想を上回ったほか、ネットの資金流入が248億ポンドと3倍を超える伸びになったことが好感され、株価が4.7%上昇した。