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英BP、18年通期は利益倍増 生産量が拡大

2019年02月05日(火)17時58分

[ロンドン 5日 ロイター] - 英石油大手BPが5日発表した2018年通期決算は、利益が127億ドルと前年から倍増した。英豪系資源大手BHPビリトンから105億ドルで米国のシェール資産を買収したことを受け、石油・ガス生産が大幅に増加した。ただ負債は増加。2018年第4・四半期は自社株買いのペースも鈍った。

先週発表となった石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル、エクソンモービル、シェブロンの決算は、いずれも利益が予想を上回った。多額の投資を進めてきた米国のシェール地域で生産が増加した。

BPの第4・四半期の再調達原価基準の調整後利益(純利益に相当)は35億ドルと、同社がまとめた予想の26億3000万ドルを上回った。前年同期の実績は21億1000万ドル、前四半期の実績は38億4000万ドルだった。

通期の利益は127億ドル。前年の実績は61億7000万ドル、アナリスト予想は118億8000万ドルだった。

通期の生産量は、日量370万石油換算バレル。ロシアのロスネフチへの出資分(20%)に相当する生産量を除くベースで前年から8.2%増えた。

ギアリングレシオ(負債比率)は、2018年末時点で30.35%。前年同期は27.4%だった。2018年末時点の純債務は441億ドル。

2018年のキャッシュフローは261億ドル。前年は241億ドルだった。

ロイター
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