コラム
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

茜 灯里

作家・科学ジャーナリスト/博士(理学)・獣医師。東京生まれ。東京大学理学部地球惑星物理学科、同農学部獣医学専修卒業、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。朝日新聞記者、大学教員などを経て第 24 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。小説に『馬疫』(2021 年、光文社)、ノンフィクションに『地球にじいろ図鑑』(2023年、化学同人)、ニューズウィーク日本版ウェブの本連載をまとめた『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(2023年、集英社インターナショナル)がある。分担執筆に『ニュートリノ』(2003 年、東京大学出版会)、『科学ジャーナリストの手法』(2007 年、化学同人)など。

サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

30秒以内に検知...受精卵で父親由来のミトコンドリアが「消される」仕組みが明らかに

<群馬大の佐藤美由紀教授、佐藤健教授と徳島大の小迫英尊教授らによる研究チームが、線虫の体内を動画撮影し、受精直後に父性ミトコンドリアがオート

2024.03.08
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

夏に死ぬ人が増える? 地球温暖化で「死亡率の季節性」に変化か...4つの気候変動シナリオが示唆

<⻑崎⼤学と東京⼤学の研究チームが、43の国・地域(707都市)の過去の死亡者数のデータを用いて、4つの気候変動シナリオに基づいた2000年

2024.02.27
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

「アルテミス世代」の宇宙飛行士候補が受ける訓練の内容とは? 初公開されたその一部と、記者会見で2人が示した「圧倒的コミュ力」

<昨年2月、宇宙飛行士候補者に選抜された米田あゆさんと諏訪理さん。宇宙飛行士になるために2人はどんな訓練を積んでいるのか。また、「アルテミス

2024.02.15
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

一流科学誌も大注目! 人体から未知の存在「オベリスク」が発見される

<ヒトの大便や唾液の微生物叢のデータからウイルスとウイロイドの中間的存在が見つかった。米スタンフォード大イワン・ゼルデフ氏らの研究チームは、

2024.02.05
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

月面着陸成功「SLIM」が復活! 月の謎を解明する「エクストラサクセス」達成に期待膨らむ

<月の「夕方」に、西側を向いていた太陽電池に光が当たったことで、地上との通信を再開したSLIM。マルチバンド分光カメラ(MBC)による科学観

2024.01.30
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

世界初、月面「ピンポイント着陸」に成功のJAXA...着陸6日目の成果と知っておきたい「10のトリビア」

<JAXAは25日の記者会見で、小型無人探査機「SLIM」が目標地点との誤差100メートル以内の「ピンポイント着陸」に世界で初めて成功したこ

2024.01.26
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

日本が月面着陸に初成功、世界で5カ国目の快挙も「60点」評価のワケ...太陽電池が機能しないことによるミッションへの影響とは?

<月面着陸には成功したが、宇宙科学研究所の國中均所長は記者会見で「ギリギリ合格の60点」とコメント。太陽電池が機能しないことで、「世界初のピ

2024.01.20
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

ヒトの胎児の脳細胞から「ミニ脳」の作成に成功 最先端の立体臓器「オルガノイド」とは何か?

<オランダの研究者らが、中絶されたヒトの胎児の脳組織を使用して「脳オルガノイド(ミニ脳)」を培養することに成功した。iPS細胞を用いたものと

2024.01.17
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

4秒×1万回で11時間の睡眠を確保...ヒゲペンギン「超細切れ睡眠法」採用の切実な理由

<ヒゲペンギンが南極で警戒するのは厳しい寒さ、卵やヒナを狙う捕食者だけではない。1日に「マイクロスリープ」を1万回以上行う理由とは?> 日本

2024.01.09
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

ノーベル賞受賞はなくてもスゴかった! 2023年日本人科学者の受賞研究

<クラリベイト引用栄誉賞やウルフ賞の受賞者、さらには英学術誌「ネイチャー」の「ことしの10人」に取り上げられた科学者も。2023年に世界の著

2023.12.30
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1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

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