World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

第130回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記【World Voice特別出張編】

子供たちへ自分なりの支援をするキッカケとなった花売りの子供たち

おはようございます。
最後に記念にという訳ではありませんが、無頓着に外に出掛けて日焼けが痛い今日この頃です。
さて、前回に引き続き今回も毎週やっている放送の放送後記を特別版としてこちらで書いていこうと思います。
以前の放送後記はこちらでも書いているのでチェックしてみてください。

それではお知らせです。
5月26日に東京芝増上寺にて開催される「ミャンマー祭り」内のイベントでキングコングの西野さんと対談させていただきます。
チケットが発売中です。


西野さんとミャンマーについてプペルについて様々なお話をしたいと思います。
是非この貴重な機会へご参加ください。
※このイベントはチャリティーになっております。
利益は全てミャンマー支援活動へ寄付されます。

それでは番組のアーカイブです。
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今回の放送も開催中のクラウドファンディングのリターンのラヂオスポンサー権に参加していただいた分の放送回でした。
写真家の「亀山 仁」さん本当にありがとうございました。

番組で取り上げたニュース3選とコメント
・スーチー氏、また移送情報ミャンマー首都で所持品も携行 (日経)
首都ネピドーの中でのアウンサンスーチーさんの移送という事です。
そう広くない首都の中で何度も移送するというのは居所が知られるとまずい軍の思惑をかいくぐりスーチーさんの情報を取ろうとしている勢力が確実な情報を掴んでいるという事なのでしょうか?
もしスーチーさんが軍から奪還されるというような事があれば事態は大きく軍にとってマイナスに動くという恐れからこのような動きがあるのかなと推測しています。

・ミャンマーの和平へ「日本がリーダーシップを」民主派代表らが訪日 (朝日)
強いメッセージを持ってきた代表団に対して日本政府はどのように応えるのでしょうか?
ミャンマー国民が本当に望む方向へ政府としてキチンと動き出せるのか、更なる混乱が生じるキッカケになるのか、今後の動きを注視しないといけないと思っています。

・ミャンマーの少数民族組織の代表等による高村外務大臣政務官表敬訪問 (外務省ホームページ)
大きなニュースになっていない(したくない?)というところがまたポイントなのかなと思います。
これに国軍がアクションを起こさないはずはありません。
更にそれに対して外務省がどう対応していくのか?
ミャンマーへのパイプ、しっかり育てていって欲しいと思っています。

テーマトーク
「さらばミャンマー!帰国前最終回〜ミャンマーにエンタメを、ヤンゴンで過ごした10年を振り返る」
長くて仰々しいタイトルになってしまいました。
2014年にミャンマーに来て10年。
長いようで短いように感じているところですが、間違いなく私の人生の中で最も大きくかけがえの無い時間だったと強く強く思っています。

放送でもいつもより時間を割いてエピソードなどを話しましたが、語り切れない深いところはこのWorld Voiceの連載でも沢山書いてきたなと思っています。
そして、まだまだ語り切れない物語が無数にありました。
辛い思い出も沢山あります。
同じだけ楽しい思い出もあります。
どちらも私にとって大切な宝物です。

そして、ラヂオでもここでも語れないようなトンデモ話も沢山あります。
せっかく日本に行く訳ですからその辺りの話は直接会った時などに興味のある方にお伝えできれば良いのかなと思っています。
ミャンマー祭り、対談がある26日は勿論、前日の25日も私は絵本「えんとつ町のプペル」ミャンマー語版のブースにおりますのでミャンマーに興味のある皆さんと沢山交流できればとても嬉しいなと思っています。
その時は是非、ここだけの話しを私から聞き出してください。

これを書いている今この瞬間もミャンマーから離れるという感覚がまだ実感を伴っていません。
それだけ私にとって大きな存在であり、仮に4500キロの距離を経たところでこの感覚は全く変わらないのかもしれません。

とは言え、日本では新しい生活が待っています。
すぐに忙しくなるだろうなというようなスケジュールですが、そんな中でもミャンマーの事、ミャンマーのエンタメを創る事には果敢にチャレンジしていきたいと思います。

私のミャンマー語りはもう少しだけ続くのかなと思っています。
今しばらくお付き合いいただければ幸いです。
それでは、また。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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