World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

第134回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記【World Voice特別出張編】

ミャンマー祭りが行われた増上寺

おはようございます。

ミャンマーの雨期と日本の梅雨の違いについて真剣に考える今日この頃です。

今回も毎週行っている「ミャンマー言いたい砲台ラヂオ」放送後記の特別版をお送りしたいと思います。

本題の前にお知らせを一つ。
今年の1月21日Kiroroの「未来へ」ミャンマー語Ver.でデビューした。
ミャンマーと日本の架け橋を目指すアーティストYuzunaさんを応援しています。

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それでは本題です。
まずは番組のアーカイブ
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今回の配信もクラウドファンディングのリターンでラヂオスポンサー権を購入してくださった「ミャンマー祭り理事、桂 正典」さんの提供でお送りしました。
ミャンマー祭り

番組で取り上げたニュースとコメント
シャン州南部、戦闘で子ども11人含む77人死亡 (RFA)
ミャンマー国軍は多くの一般人を巻き込み殺害しています。
それだけは忘れてはならないといつも意識しています。
犠牲者は増え続ける一方です。
多くの人にこの事実を届けたいと思っています。

「僕らの人生どうなるんですか」改正入管法施行で強制送還可能にロヒンギャの男性は(TBS news)
日本の移民受け入れの問題にもかかわってくる事なので非常に難しいと思います。
法整備も大事ですが、キチンと個別で対応できる体制を作って欲しいと思っています。
そして、番組でも述べましたが、その後のチェック、特に判断が間違っていた時に強制帰国させた人をどう助けるのかなどをチェックする体制も必要なのではないかと思いました。

テーマトーク「敵から学ぼう」
毎週テーマは相方MCの石川さんが考えてくれることが多いのですが、今回は特に良いテーマだと思いました。
私たちの敵であるミャンマー国軍は強大な敵です。
先ずはこれをキチンと認めるところから始めないといけないと改めて思います。

既に3年4カ月以上の年月が経ち、ミャンマー国民も世界各国も、当然我々ミャンマーの民主化を望む支援者もこの強大な敵を制する事はできませんでした。
それを認めた上で何をするのか?
敵は何をしているのかを観る事は大切な事です。

私は敵の最も強い武器は手段を選ばないという手段を持っているところだと思います。
いざとなったらどれだけその嘘があからさまだろうが大きな顔をしてその嘘を押し通してでも非情な事をやってのけるのが私たちの敵なのです。
常にその上で我々は何をするべきなのかという事を覚悟を持って考えていかないといけないのだと思います。

ミャンマーにはその覚悟を持っている人が沢山います。
その何分の1だけでも良いので私ももっと大きな覚悟を持ってあたりたいとそう願っています。

引き続きミャンマーにご注目ください。

それでは、また。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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