ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々
ヤンゴンで開催されたサッカー日本VSミャンマー戦について
おはようございます。
ワールドカップ、オリンピックなどの時にだけ全日本サッカーを語りだすにわか代表45歳です。
今回は第133回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記、World Voice出張版となります。
先月末まで行っていたクラウドファンディングのリターンを購入してくれた方のスポンサー回でした。
今回の放送は
10月14日二子玉川で開催されるチャリティーライブの支援者、
桂正典さんの提供でお送り致します。
このイベントの詳細などが決まりましたらFBの方で情報が上がると思うのでページのフォローなどもよろしくお願いします。
ミャンマーに平和を チャリティーライブ
それでは先ずは放送のアーカイブの紹介です
Clubhouse
フォローなどもよろしくお願いします。
番組で取り上げたニュース3選とコメント
・ミャンマー クーデター後軍事費6割増 経済は崩壊状態(NHK)
経済が落ち込んでいるのに軍事費は上がっている。
これは他国にとっても脅威である事です。
日本側でもキチンとこの問題と向き合って対応していかないといけない問題です。
世界のがこのミャンマークーデター問題をどう見るかという中で日本独自のポジションを取ってもらいたいと思っています。
もっともっとできると思っています。
いつも歯がゆい気持ちで一杯です。
・NLD最高顧問ティンウー死去 (ミャンマージャポン)
お悔みを申し上げます。
目指した道の先を見ることなく逝ってしまうことは無念だったのではないでしょうか?
ミャンマーは日本より平均寿命はずっと短いです。
このようなミャンマーの歴史を身をもって体験したレジェンドの方々がいなくなっていくのが今後どのように影響していくのか、注目しなければいけません。
・結婚式場の空爆、死者38人に (DVB)
言語道断の行為でありますが、これが国軍です。
ミャンマーの国民は奴らがこのような行動に出る事を不思議には思いません。
「奴らは人間ではない」と言わしめる所以です。
こういった所業についての非難も強めていかなければいけないと思います。
今回のテーマトーク
「ボイコットやデモに意味はあるのか?」
私の結論を言えば意味はあります。
ですが、それで終わってはいけない。
正しく言うとそれで満足してはいけない。
ボイコットもデモも「目的」の為の「手段」であるからです。
なんのためのボイコットなのか?
なんのためのデモなのか?
その目的のためにボイコット自体が効果的だったのか?
やり方は適格だったか?
もっと戦略的な方法は無かったか?
果たして今回、このような考え方で問題に取り組んだ人がどれだけいたのだろうか?
というのが私の懸念点です。
私たちは目的達成の為ある意味もっと貪欲にならなければいけないのだと思っています。
ワールドカップというフィールド上で今のミャンマーの状況というのがどのように世界の人々に映るのか?
そこに対する的確なメッセージは何だったのか?
当然私なんかに答えはわかりません。
ですが、今回の騒動の総括をし、次に活かしていかなければいけないと思っています。
まだ闘いは続いているからです。
今回の流れは残念な流れになってしまったと私個人は思っています。
注意しないといけないのは確実に私たちの反対側にいる敵の中に戦略的に動いた人間がいるであろうこと、そしてその戦略にやられてしまったのではないか?という事。
この観点から今回の一連の事を俯瞰で見る必要があるかと思いました。
単純な勝ち負けだけでなくみるべきところは沢山あると思います。
色んな違和感も沢山あります。
それがなんなのか?
真実をきちっと見極めるべく、これからも慎重にミャンマー情勢をみていきたいと思います。
今一度私たちの「目的」を確認しつつ......
それでは、また。
著者プロフィール
- 新町智哉
映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。
Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
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