ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々
第120回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記【World Voice特別出張編】
おはようございます。
今回は私が毎週noteで出しているミャンマー言いたい砲台ラヂオの放送後記を放送120回記念ということで特別に出していきたいと思います。
気になった方はその他の放送後記もご覧になってください。
勿論、毎週の放送もよろしくお願いします。
一つお知らせをさせてください。
『ミャンマー春の祭典を再び名古屋で!』ということで名古屋の有志の皆さんがイベントを行います。
前回の記事で取り上げましたが
個人、法人を問わず寄付をお願いしています。
収益は全てミャンマー難民などの支援に使われます。
ご支援の程、よろしくお願い致します。
支援は上記画像リンクから
それでは本題です。
先ずは番組のアーカイブから
Clubhouse
番組で取り上げたニュース&コメント
米政府、「勇気ある女性賞」にミャンマー人弁護士を選出(RFA)
ミャンマーに世界的な注目が集まるのはありがたい事です。
これを機にミャンマーに興味を持ってもらい、今のミャンマーの現状を知ってもらうきっかけになってくれればなによりです。
大変な中でも自分たちの出来る事をそれぞれが懸命に行っているミャンマーの人々を知っていただきたいです。
「ラカイン州を解放区にする」少数民族武装組織、戦闘継続を宣言 (RFA)
クーデターが起こらなければラカインに限らず他の少数民族勢力もここまで抵抗することは無かったことだと思います。
今、世界で起こっている様々な紛争、戦争ともまた違った闘いがミャンマーでは行われています。
結果、独裁者が思うように世界はならないというのを示す闘いにしていかなければいけないと個人的には思っています。
ラカイン州の人道状況が一段と悪化 国連発表(RFA)
上記で上げた事と表裏一体になっているニュースだと思います。
これだけラカインでの状況が酷くなっているからこそ抵抗が強くなるとも言えるのだと思います。
ただ、これまでのミャンマーでの国軍との戦いと違うのは今度こそ最後の戦い(戦闘)にするのだという気概が各勢力から感じられる事だと思います。
まだ長い闘いは終わっていませんが、その先の未来も見据えつつ状況を見守りたいと思います。
テーマトーク
今回のテーマは『夢と現実〜安定した活動を目指して〜』でした。
MCの私と大学院生の石川さん。
場所や立場などそれぞれ違う中でもミャンマーの為に様々な活動としています。
しかし、そういった活動を続ける為には様々な障害が少なくありません。
ミャンマーの支援の為に活動をしたいが、日々の生活も、仕事もある。
そんな中どのように活動を続けていくべきかという事を番組では話しています。
凄く簡単にまとめてしまうと、ミャンマー活動が生活であり、仕事であるところにまで昇華すれば良いという事でした。
勿論それは簡単な事ではありませんし、みんな同じような事を考えているというのは重々承知の上です。
それでも現段階では日本でそのような流れが産まれていないのは間違いありません。
日本に限って考えると、近年、在日ミャンマー人が増えているという事もあり(2023年6月末の段階で役7万人)この新しい日本での勢力を巻き込んでやれる事は無限にあるのではないかと考えています。
これまでこのラヂオに限らず、ミャンマーに関してのビジネスやエンタメのアイデアなどを総動員して行えば決して夢物語ではないと考えています。
更に誤解を恐れず言いますが、今ミャンマーから日本へ行っている(行くことが出来ている)ミャンマー人はエリートが多いと考えます。
お金の問題や教育の問題、様々な理由で普通の人は簡単に日本で生活するという選択肢を取れません。
日本からすれば幸運な事に若い才能のある人たちが沢山日本を選んで来てくれているという大変ありがたい状況です。
これを活かさない手はないと思っています。
ですが、これを知らなければ、知っていてもキチンと理解していなければ日本の国益に繋がる事はありません。
私たちミャンマーを愛する日本人が祖国日本で頑張るミャンマー人と手を取り合って発展していくことが日本の発展の一助となることは目に見えています。
引き続き色んな可能性を産み出しつつ頑張っていきたいと思っています。
それでは、また来週。
ラヂオ放送を毎週木曜日21時(日本時間)より行っています。
そして今回のような放送後記を放送後日に投稿しております。
音声でも文字でミャンマーについて言いたい放題しておりますので是非ご覧になってください。
応援よろしくお願いします。
それでは、また。
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ミャンマー言いたい砲台ラヂオ【ヤンゴン放送局】
毎週水曜21:00(ミャンマー時間18:30)から定期配信中。
ミャンタメPと外大院生が、現地の情報やミャンマー関連の時事ニュース、ミャンマーへの想いなど、言いたい放題な放送を行っています。
Facebookでも同時配信。
「情報アップデート」
「プペルで、ビルマ語プチ講座」
「テーマトーク」
新町 智哉 World Voice連載記事
放送後記:新町
放送後記:石川
オープニンテーマ
『A song for you』
エンディングテーマ
『帰り道』
著者プロフィール
- 新町智哉
映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。
Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan