ダイバーシティ先進国ベルギーから観る欧州 LGBTQI 事情
Origamiツリーに願いを込めてアーケードをくぐって、新年を迎えよう!
今年も早いものでクリスマスを迎えました。年の瀬いかがお過ごしでしょうか?
ここベルギー・ブリュッセルでは、11月後半に世界遺産の広場グランプラスに毎年恒例のクリスマスツリーが飾られましたが、12月に入ってからは広場に面した市庁舎の中庭にもう一つ別のツリーがお目見えしていました。
金色に輝くこのツリー、近づいてみると折り鶴で飾られています。いや、よくみると別の鳥ですね。
© hiquirin
ここベルギー・ブリュッセルでは、11月後半に世界遺産の広場グランプラスに毎年恒例のクリスマスツリーが飾られましたが、12月に入ってからは広場に面した市庁舎の中庭にもう一つ別のツリーがお目見えしていました。
金色に輝くこのツリー、近づいてみると折り鶴で飾られています。いや、よくみると別の鳥ですね。
© hiquirin
ベルギー人アーティストの手に掛かればOrigamiアートに
このツリー、ブリュッセル在住のベルギー人アーティスト・シャルル・ケザン Charles Kaisin 氏による作品。
説明ボードを読みと、鳥は平和と結束の象徴である鳩ということです。新型コロナ感染が収まらない中、あちこちで盛んに結束が呼び掛けられていますが、コロナ禍での連帯を平和の使者ハトで表現しています。千羽鶴と同じように折り鶴も祈りや願い事、病気回復が叶うように折りますが、今回の折りバトも同じような願いが込められています。
著者プロフィール
- ひきりん
ブリュッセル在住ライター。1997年ドイツに渡り海外生活スタート、女性との同棲生活中にゲイであることを自覚、カミングアウトの末に3年間の関係にピリオドを打つ。一旦帰国するも10ヶ月足らずでベルギーへ。2011年に現在の相方と出逢い、15年シビル・ユニオンを経て、18年に同性婚し夫夫(ふうふ)生活を営み中。
ブログ:ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記
Twitter:@hiquirin