トランプ大統領、国家安全に関わる10人超のスタッフ解任...「理由は不明」

トランプ米大統領が、国家安全保障局(NSA)のティモシー・ホーク局長(写真)を含めてホワイトハウスの国家安全保障部門の10人を超えるスタッフを解任したことが分かった。消息筋が4日、明らかにした。写真はワシントンで3月撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
トランプ米大統領が、国家安全保障局(NSA)のティモシー・ホーク局長を含めてホワイトハウスの国家安全保障部門の10人を超えるスタッフを解任したことが分かった。消息筋が4日、明らかにした。
ホーク氏はサイバー軍司令官を兼任している。消息筋2人によると、NSAのウェンディー・ノーブル副局長も解任された。
別の消息筋2人によると、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)では高官4人を含めて少なくとも10人のスタッフが解任された。
解任の理由は不明だが、極右活動家で陰謀論者として知られるローラ・ルーマー氏がトランプ氏と大統領執務室で面会後に解任された。ルーマー氏は、トランプ氏への忠誠心が乏しい当局者のリストを面会時に手渡したとに投稿した。
ホワイトハウスはコメントを拒否した。
米国防総省はこれまでのところコメント要請に応じていない。


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