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テロカナダで警官襲撃事件 ソマリア難民がISISに感化され単独テロ?
10月1日、カナダ西部アルバータ州の州都エドモントンで9月30日夜、男が警官1人を車ではねた後にナイフで刺し、その後逃走中に通行人4人に車を突っ込んで負傷させた事件で、カナダ連邦警察は、殺人未遂容疑で容疑者のソマリア難民男性を訴追した。写真は事件を起こした車両を捜査する警察官たち。エドモントンで撮影(2017年 ロイター/Candace Elliott)
カナダ西部アルバータ州の州都エドモントンで9月30日夜、男が警官1人を車ではねた後にナイフで刺し、その後逃走中に通行人4人に車を突っ込んで負傷させた事件で、カナダ連邦警察は1日、殺人未遂容疑で容疑者のソマリア難民男性を訴追した。
当局はこの事件をテロ行為としている。
カナダ連邦警察(RCMP)によると、容疑者は30歳の男性で、名前は公表されていない。2年前に過激主義的な思想を拡散したとして取り調べを受けたが、脅威とは認められず訴追されなかったという。
エドモントン警察当局の責任者は、容疑者が犯行に使用した車の中から過激派組織「イスラム国」(IS)の旗が見つかったと述べた。
エドモントンのドン・イヴソン市長は記者団に「現時点では、単独犯による攻撃と考えている」と語った。
刺された警察官は1日に病院から退院しており、4人の通行人のうち2人も退院、残りの1人は容体が落ち着き、もう1人は意識を回復した。