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カリフォルニア州の山火事、31人死亡・数百人がいぜん行方不明

2017年10月13日(金)16時07分

10月12日、米カリフォルニア州北部で発生した大規模な山火事で、少なくとも31人が死亡、避難時の混乱などで数百人が行方不明となっている。写真はサンタローザで撮影(2017年 ロイター/JIM URQUHART)

米カリフォルニア州北部で発生した大規模な山火事で、12日までに少なくとも31人が死亡、避難時の混乱などで数百人が行方不明となっている。カリフォルニア州だけで起きた山火事の犠牲者としては過去最多となった。

この山火事で消失した住宅や商店などは約3500軒に上り、消失面積は7万7000ヘクタールと、ニューヨーク市とほぼ同じ大きさ。

12日までの4日間で州内8郡で20件以上の火災が発生した。

火災の原因はまだ調査中だが、当局者は8日夜の強風で倒れた送電線が原因となった可能性を指摘している。

早ければ13日夜にも風の勢いが再び強まる見通しで、消防隊は対応に追われている。

ソノマ郡だけで400人以上が依然行方不明とされており、当局は死者数がさらに増える可能性を警告した。

ソノマ郡と並んでワイン産地として有名なナパ郡では11日夜、カリストガの住民5000人余りに避難命令が出された。

[ソノマ(米カリフォルニア州) 12日 ロイター]


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