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中東イラク軍、北部モスルをISISから5月中に奪還完了へ
4月30日、イラクの陸軍参謀総長は、過激派組織「イスラム国」(IS)からイラク北部の主要都市モスルを奪還する作戦が5月中に完了するとの見通しを示した。写真は29日、モスル西部で「イスラム国」と交戦するイラク警察(2017年 ロイター/Danish Siddiqui)
イラクの陸軍参謀総長は、過激派組織「イスラム国」(IS)からイラク北部の主要都市モスルを奪還する作戦が5月中に完了するとの見通しを示した。
30日付の国営紙アッサバハが、奪還作戦が「長くても3週間」で完了するとした参謀総長の発言を伝えた。
イラク軍のモスル奪還作戦は米軍が主導する有志連合軍の支援を受けている。昨年10月の作戦開始以来、ISは大半の支配地域を失い、現在は旧市街を含む北西部を残すのみ。
国連によると、最大で50万人がこの地域に残り、うち40万人が食料、水、医療がほとんどない状態で暮らしている。