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アメリカ社会カワサキ、トランプが製作陣のTV番組「スポンサー降板は不正確」
1月18日、川崎重工業の米国法人カワサキモータースUSAは、テレビのリアリティ番組「ニュー・セレブリティ・アプレンティス」のスポンサーを降りるとの先の広報担当者の発言は不正確との声明を出した。写真は番組司会のアーノルド・シュワルツェネッガー氏で昨年12月撮影(2017年 ロイター/Danny Moloshok)
川崎重工業<7012.T>の米国法人カワサキモータースUSAは18日、テレビのリアリティ番組「ニュー・セレブリティ・アプレンティス」のスポンサーを降りるとの先の広報担当者の発言は不正確との声明を出した。
これより先、広報担当のケビン・アレン氏は電話でのインタビューで、顧客からの懸念や不買運動などを考慮し、トランプ氏がエグゼクティブ・プロデューサーとして関与する限り、番組に参加しない、と述べていた。
その数時間後、同社は短い声明で「『ニュー・セレブリティ・アプレンティス』とトランプ氏の関与について最近出された、カワサキモータースUSA従業員によるコメントは、会社の立場を正確に伝えていない。また、この従業員はもう社員ではない」と述べた。
ロイターはより詳細な説明を求める電子メールを送ったが、カワサキモータースUSAからの回答は得られていない。
同番組は、トランプ氏が大統領選に出馬した後、映画スターでカリフォルニア州元知事のアーノルド・シュワルツェネッガー氏に司会を交代。だが、11月の大統領選に勝利した後も、トランプ氏はエグゼクティブ・プロデューサーとして番組に残った。