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2016米大統領選アメリカ共和党事務所の火災は放火の疑い 近隣で脅迫的落書きも
10月17日、米ノースカロライナ州の警察当局は、同州の共和党事務所で週末に発生した放火とみられる火災と、近くの建物で見つかった同党を脅迫するような落書きについて捜査を進めている。写真は火災のあった共和党事務所。ノースカロライナ州ヒルズボロで撮影(2016年 ロイター/Chris Keane)
米ノースカロライナ州の警察当局は17日、同州の共和党事務所で週末に発生した放火とみられる火災と、近くの建物で見つかった同党を脅迫するような落書きについて捜査を進めている。
火災が起きたのは、同州の州都ローリーから約65キロのオレンジ郡ヒルズボロにある共和党事務所。被害は大きく、ノースカロライナの同党代表は「政治テロだ」と語った。
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏とライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン氏はともにこの襲撃を非難。ノースカロライナは、11月8日の大統領選で極めて重要性が高いとされる激戦州。
ヒルズボロの警察署長は「この事件を非常に深刻にとらえ、地元や州、連邦レベルで人員を大規模に投入して捜査している」と声明を発表し、広く情報提供を呼び掛けた。