イスラエル、ガザで40カ所空爆 少なくとも43人死亡

イスラエル軍は18日、過去1日でパレスチナ自治区ガザの目標約40カ所を空爆したと発表した。空爆された家、ガザ北部で18日撮影(2025年 ロイター/Mahmoud Issa)
[エルサレム 18日 ロイター] - イスラエル軍は18日、過去1日でパレスチナ自治区ガザの目標約40カ所を空爆したと発表した。
パレスチナ当局は、18日の空爆で少なくとも43人が死亡したとし、3月の空爆再開以降の死者数は1600人を超えたと明らかにした。
これに先立ち、イスラム組織ハマスは暫定的な停戦に関するイスラエルの提案を拒否。ガザでの戦争を終結させ、イスラエル人の人質全員とイスラエルに収監されているパレスチナ人を交換する包括的な取引を望んでいると表明した。
イスラエル軍は南部ラファ近郊やガザ北部で作戦を展開しているとした。カッツ国防相は、人質解放とハマス打倒による完全勝利への取り組みを改めて表明した。
仲介国エジプトは先月決裂した1月の停戦合意の復活に向け取り組んでいるが、進展はほとんど見られていない。