中国の李首相、南シナ海めぐり「外野の」介入一掃でASEANに協力求める

９月８日、中国外務省は、李克強首相が、ラオスのビエンチャンで開催されたＡＳＥＡＮ関連の首脳会議で、南シナ海をめぐる「介入を一掃」するためにＡＳＥＡＮ諸国と協力したいとの意向を示した、と明らかにした。写真の船舶は中国籍の浚渫船と言われる。南沙諸島周辺の映像から。第三者提供（２０１６年　ロイター）

　中国外務省は７日夜発表した声明で、李克強首相が、ラオスのビエンチャンで開催された東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）関連の首脳会議で、南シナ海をめぐる「介入を一掃」するためにＡＳＥＡＮ諸国と協力したいとの意向を示した、と明らかにした。

　フィリピンは７日、領有権で対立する南シナ海の礁に中国が建造物を建設する動きがあることに「深刻な懸念」を示していた。

［北京　８日　ロイター］

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