最新記事

人生が豊かになる スウェーデン式終活

スウェーデン式「断捨離」の達人が直伝する、片付け4つの極意

2018年7月18日(水)11時50分
マルガレータ・マグヌセン

第三者からアドバイスをもらう

自分の力で暮らしを小さくしようと決めた場合、できれば、誰かにそのことを話しておくといいでしょう。家族ではなく、あなたが捨てたい品物に思い入れを持たない人に。

同じような立場の人や若い人からアドバイスをもらったり、別の見方を教えてもらったりすると、自分の所有物を新鮮な目で見られるようになります。

相手が近くに住んでいるなら、ぜひ家に来てもらいましょう。アドバイスをもらいたい品物をあらかじめ一覧に書き出しておくのを忘れずに。

知られたくない秘密の物

両親の家を片付けながら、びっくりしたことがあります。

リネンをしまっていた大きなキャビネットから、母が内緒にしていた「悪いクセ」の証拠を見つけたのです。たばこが数カートンも隠してありました。

死後に噂のタネになるような物は、ほかにもいろいろあるのでしょうね。おじいさんの引き出しに女性ものの服が隠されていたり、おばあさんの引き出しに大人のおもちゃが潜んでいたりすることがあるのかも。

こうした物を片付けておくほうが、将来、後始末をする家族への思いやりになるのかもしれません。一番お気に入りの「悪癖」の1つだけを残して、そのほかは処分しておくことです。

子や孫には知られたくない手紙、書類、日記などはありませんか。自分がいなくなった後、家族が見つけたらショックを受けたり怒ったりするような物を、わざわざ取っておくことはありません。燃やしてしまうか、食欲旺盛なシュレッダーに食べさせてしまいましょう。

【参考記事】世界の「終活」最新事情 人生の最後まで自分らしく生きる知恵
【参考記事】ヒュッゲな北欧から、80歳超の「こんまり」が登場した理由

magSR180718book.jpg
人生は手放した数だけ豊かになる
 マルガレータ・マグヌセン 著
 上原裕美子 訳
 三笠書房


180724cover-200.jpg<世界で高齢化が加速するなか、最後までより豊かに生きる道を模索するシニアが増加中だ。本誌7/24号(7/18発売)「人生が豊かになる スウェーデン式終活」では、周囲に面倒をかけず、残りの人生を自分らしく楽しむための北欧式「終いじたく」を特集。他にも知っておくべき新常識から最新トレンドまでを厳選して紹介する>

20250408issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月8日号(4月1日発売)は「引きこもるアメリカ」特集。トランプ外交で見捨てられた欧州。プーチンの全面攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

北朝鮮の金総書記、特殊作戦部隊の訓練視察 狙撃銃試

ビジネス

TikTok米事業売却計画保留、中国が難色 トラン

ワールド

アングル:ミャンマー大地震で中国が存在感、影薄い米

ビジネス

米国株式市場=ダウ2231ドル安、ナスダック弱気相
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 5
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 9
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 10
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中