「悲しそう」「動物虐待...」ベッカム長男夫妻、白い被毛の愛犬2匹を「ド派手」に染めて大炎上...何色になった?
ブルックリン・ベッカムと妻ニコラ・ペルツ(2022年10月、ロサンゼルス) DFree-Shutterstock
<愛犬家として知られる2人なだけに、SNSに登場した犬の変わり果てた姿にショックを受けるファンが続出>
サッカー界の元スーパースター、デビッド・ベッカムの長男ブルックリン・ベッカムと妻で女優のニコラ・ペルツ夫妻が、真っ白な被毛の愛犬2匹を鮮やかなピンク色に染めて「動物虐待」と批判を浴び、ネットを大炎上させている。
【写真】【動画】全身ピンク、局地的にオレンジ...真っ白だった愛犬2匹がド派手な姿に 表情は「悲しそう」?
ことの発端はブルックリンが、自身のTikTokに自宅のキッチンでニコラとじゃれ合う動画を投稿したこと。映像の中でニコラが、全身がピンクで耳と足の一部がオレンジ色に染められた愛犬のボロニーズを抱いて登場し、ファンを驚かせた。
愛犬家として知られる夫妻のSNSには、度々真っ白いふわふわの毛をしたボロニーズたちが登場しており、変わり果てた姿にショックを受けるファンが続出。「ぬいぐるみかと思った」「悲しそうな顔をしている」「どれだけ、犬が苦しんだか分かる?」など批判が殺到し、「クソ女」とニコラを名指しで攻撃するユーザーもいた。
「美しい」と一部で称賛の声があったものの、心なしか沈んだ表情に見えることから「かわいそすぎる」と健康面への悪影響を心配するファンも多く、「動物を染色することを禁じる法律を作るべき」などと、染色施術の是非を巡って激しい論争を巻き起こしている。
今年6月にチワワをトリミング施術直後の突然死で失ったばかりだった
追い打ちをかけるように、ブルックリンはインスタグラムのストーリーでも全身をピンクに、耳をパープルに染めた同じ犬種のもう1匹の愛犬の姿も公開。「私のベイビーガール」とキャプションを添え、空のスーツケースの中に横たわるうつろな目をしたラムという名の愛犬の写真も披露し、「犬に何をしたの」「なんてこと」と怒りのコメントが寄せられている。
夫妻は今年6月に、9年間一緒に過ごしてきたナラと呼ばれるチワワをトリマーの施術直後に突然死で失ったばかり。トリミングを依頼したペットサロン会社の責任を追及するため、ニコラは弁護士を雇って訴訟を起こしている。
「人生で一番つらい月でした。いろいろな意味でこの悲しみを言葉で表現することすらできません。犬を誰に預けるかは慎重に考えて。ドアの向こうで何が起きているのか、分からないから」と、ナラを失った悲しみを綴っていた。
埋葬を報告した投稿では、「私たちの(ペットの)赤ちゃんと彼らを世話する愛情深い飼い主をより守るために法律を変える必要があります。ペットは私たちが選んだ家族です」とコメントしていただけに、「どこで染めたの?」「動物愛護を語る資格はない」「犬はおもちゃじゃない」と体に負担をかける染色施術に厳しい意見が寄せられている。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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