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北朝鮮のロシア産石油輸入量、国連の制限を超過 衛星画像で判明

2024年11月23日(土)01時57分

北朝鮮が国連制裁決議に違反し、今年ロシアから100万バレル以上の石油を輸入した可能性があることが分かった。2022年8月、ロシア極東のボストーチヌイ港(2024年 ロイター/Tatiana Meel/File Photo)

[ソウル 22日 ロイター] - 北朝鮮が国連制裁決議に違反し、今年ロシアから100万バレル以上の石油を輸入した可能性があることが分かった。英国の研究グループ「オープンソースセンター」とBBCが衛星画像の分析結果を22日に発表した。

オープンソースセンターのウェブサイトに掲載された報告書によると、北朝鮮の石油タンカーが今年3月以降、ロシア極東のボストーチヌイ港に40回以上寄港した。北朝鮮の国連制裁違反活動を監視する海上パトロール隊が公開した数十枚の高解像度衛星画像やAIS(自動識別システム)データなどには、北朝鮮のタンカーがロシアのボストーチヌイ港の石油ターミナルで繰り返し積み込みを行っている様子が写っているという。

安保理の制裁決議の下、北朝鮮の石油精製品の輸入上限は年間50万バレルに定められている。

国連報道官のコメントは得られていない。

ロイター
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