ハマス、ガザ停戦に向けた修正案をヒズボラに説明=情報筋
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パレスチナのイスラム組織ハマスが、レバノンの親イラン組織ヒズボラに対し、パレスチナ自治区ガザでの停戦に向けた修正案を説明した。提供写真。(2024年 ロイター/Lebanon. Hezbollah Media Office/Handout via REUTERS)
[ベイルート 5日 ロイター] - パレスチナのイスラム組織ハマスが、レバノンの親イラン組織ヒズボラに対し、パレスチナ自治区ガザでの停戦に向けた修正案を説明した。ヒズボラの指導者ナスララ師はこの動きを歓迎したという。2人の情報筋が5日、明らかにした。
情報筋によると、ハマスの副リーダーのハイヤ氏が率いる代表団がベイルートでの会合でヒズボラの指導者ナスララ師にガザでの戦闘を巡る情勢を説明した。
ヒズボラはこれより先の声明で、両指導者がガザでの停戦を目指した交渉の最新の進展に関して議論したと述べていた。ヒズボラとイスラエルはガザでの戦闘と並行し約9カ月間砲火を交えており、本格的な戦争となる懸念が高まっていた。
情報筋の1人であるヒズボラ関係者はロイターに対し、ガザの停戦合意が発効され次第、ヒズボラも即時に停戦すると語った。ヒズボラが先に発表した声明と同様の内容。
ヒズボラの声明によると、ナスララ師はハマスの副リーダーのハイヤ氏を迎えて会談し、ガザ地区の「最新の安全や政治情勢」について検討。また「最近進められている交渉の最新の進展とその状況、ガザ地区のパレスチナ人に対する背信的な攻撃を終えるために示された提案についても協議した」と表明した。