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米特殊部隊、シリアの砂漠地帯で拠点拡大=関係筋
2017年06月15日(木)16時11分
![](https://f.img-newsweekjapan.jp/headlines/images/world/2017/06/15/2017-06-15T071141Z_1_LYNXMPED5E0F5_RTROPTP_3_MIDEAST-CRISIS-SYRIA-USA.jpg)
6月15日、シリアの反体制派組織によると、同国南東部の砂漠地帯に展開する米軍の特殊部隊が拠点を拡大している。イランが支援するシリア政権派組織と、米軍が地上で直接対峙するリスクが増しているという。写真は戦車の上でポーズを取るシリア軍兵士たち。13日撮影。SANA提供(2017年 ロイター)
[アンマン 14日 ロイター] - シリアの反体制派組織によると、同国南東部の砂漠地帯に展開する米軍の特殊部隊が拠点を拡大している。イランが支援するシリア政権派組織と、米軍が地上で直接対峙するリスクが増しているという。
米軍の特殊部隊は昨年以降、シリア南部のタンフを拠点として、シリアの反体制派組織を支援している。
反体制派組織は、過激派組織「イスラム国」(IS)からの領土奪還を目指しているが、シリア政権派組織もISからの領土奪還を目指しており、政権派と反体制派が競合する形となっている。
ここ数週間は、米軍主導の有志連合が戦闘機で政権派組織を攻撃。政権派組織の前進を妨げている。
反体制派によると、米軍の特殊部隊はタンフの北東60─70キロの地点に2つ目の拠点を設けた。
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