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米国の異常気象続く、北東・中西部で風雪や氷雨

2015年12月30日(水)03時19分

 12月29日、米北東部・中西部一帯は風雪や氷雨に見舞われ、航空便の欠航や遅れが相次いでいる。写真はボストン空港で29日撮影(2015年 ロイター/Lucy Nicholson)

[29日 ロイター] - 米北東部・中西部一帯は29日、風雪や氷雨に見舞われ、航空便の欠航や遅れが相次いでいる。米国ではクリスマスの週末に南東部や中部で洪水や竜巻が発生するなど異常気象が続いており、40人以上の死者が出ている。

米国立観測所(NWS)によると、アイオワ州や五大湖周辺では最大30センチの降雪が見込まれているほか、オクラホマ州東部の一部、アーカンソー、ミズーリ、イリノイの各州では29日午前、洪水警報および洪水注意報が発令された。

クリスマスの週末、記録的に温かい天候となっていた北東部だが、アップステート・ニューヨークやニューイングランド地方では、大雪に見舞われた。NWSによると、ニューヨーク市やワシントンDCでは29日午後にかけ、みぞれや雨が続く見通し。

航空便の追跡サービスを提供するFlightAware.comによると、29日午前時点で931便が欠航、2441便が遅延。28日には約2900便が欠航、約5000便に遅れが出た。

ロイター
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