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オバマ大統領が「ニガー」と意図的発言、人種差別を批判
2015年06月23日(火)09時17分

6月22日、オバマ米大統領が公の場で「ニガー」(黒人を指す蔑称)と発言し、人種差別を批判した。写真は19日撮影(2015年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 22日 ロイター] - オバマ米大統領は22日、公の場で「ニガー」(黒人を指す蔑称)と発言し、人種差別を批判した。米国で公人が差別用語を発するのは異例のことで、大統領は、あえて過激な言葉を用いることで人種差別に対する怒りを表したとみられている。
大統領はインターネット上のインタビューで「人種差別が依然として存在するかどうかというのは、何も公の場で『ニガー』と発言することが失礼かどうかという問題ではない」とコメント。米国で根強く残る人種差別に対し、懸念を示した。
米国では17日、南部の黒人教会で白人の男が銃を乱射し多数の死者が出る事件が起きている。
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