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米大統領、対エジプト軍事支援凍結を解除

2015年04月01日(水)10時36分

 4月1日、オバマ米大統領は31日、エジプトのシシ大統領と電話会談を行い、これまで凍結していた軍事支援を解除すると表明した。写真は、オバマ米大統領、3月撮影(2015年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 31日 ロイター] - オバマ米大統領は31日、エジプトのシシ大統領と電話会談を行い、これまで凍結していた軍事支援を解除すると表明した。

ホワイトハウスによると、凍結解除でF16型機12機、ハープーン・ミサイル20発、M1A1エイブラムス戦車最大125台の提供が可能となる。

オバマ大統領は、米議会に今後も年間13億ドルのエジプト支援拠出を求めていくとしたが、2018年度からクレジットによる軍事物資購入は認めないという。

さらに、支援の照準を対テロ対策、国境・海上およびシナイ半島の安全保障、既存の兵器システムの維持に合わせるとしている。

米国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官は声明で「この措置により、米国の支援が確実に、エジプトの安定化やテロ組織の壊滅など地域共通の目的達成のため使用されるようになる」と述べた。

ロイター
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