チュニジア襲撃事件で日本人死亡、菅長官「卑劣なテロに憤り」

　３月１９日、菅義偉官房長官は、チュニジアで日本人を含む外国人観光客が襲撃された事件を受け、「卑劣極まりないテロに強い憤りを禁じ得ず、断固として非難する」と述べた。チュニスの事件現場付近で１８日撮影（２０１５年　ロイター／Zoubeir Souissi）

［東京　１９日　ロイター］ - 菅義偉官房長官は１９日午前の記者会見で、チュニジアの首都チュニスの博物館で日本人を含む外国人観光客が襲撃された事件を受け、「卑劣極まりないテロに強い憤りを禁じ得ず、断固として非難する」と述べた。

事件は１８日に発生し、日本人３人が死亡、３人が負傷した。政府は事件を受け、在チュニジア大使を長とする現地対策本部を設置。一時、日本人５人が死亡したとの情報もあったが、菅長官は「それは誤認だった」とした。

犯行声明は確認されておらず、犯人グループについても詳細は分かっていない。政府は引き続き情報収集に努める。

＊写真を差し替えます。

(梅川崇)