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中国国防予算、2015年は前年比約10%増に=全人代報道官
2015年03月04日(水)14時11分
3月4日、中国の全国人民代表大会(全人代)の開幕を翌5日に控え、全人代報道官は、会見を開き、全人代で公表される2015年の国防予算について、前年比約10%増になるとの見通しを示した。写真は、中国・北京の天安門広場、2013年撮影(2015年 ロイター/Petar Kujundzic)
[北京 4日 ロイター] - 中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を翌5日に控え、傅瑩報道官が4日に記者会見を開き、2015年の国防予算について、前年比約10%増になるとの見通しを示した。具体的な数値は開幕日に公表するとした。
14年の国防予算は前年比12.2%増の1300億ドルで、米国に次ぐ規模だった。専門家の間では実際の規模はさらに大きいとの見方が一般的だ。中国国防予算の2桁増はほぼ20年連続となる。
傅報道官は「大国と比較して中国の軍備近代化の道のりは一層難しくなっている。自らを頼りにしなければならないためだ」と指摘。「さらに将兵の待遇を改善しなければならない。しかし、中国の軍事政策は防衛が基本であり、これは憲法で明確に定義されている。われわれがこの方針と原則を容易に変更することはない」と述べた。
*内容を追加します。
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