米ブラックロック、運用資産は過去最高 CEOは市場不安に言及

米資産運用大手ブラックロックが11日発表した2025年第1・四半期(25年1─3月期)の運用資産は過去最高となった。一方で、ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は「市場と経済の先行きへの不確実性と不安が、顧客との会話の中心となっている」と述べ、最近の株価下落に伴い市場に不安心理が広がっていると指摘した。(2025年 ロイター/Carlo Allegri)
[11日 ロイター] - 米資産運用大手ブラックロックが11日発表した2025年第1・四半期(25年1─3月期)の運用資産は過去最高となった。一方で、ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は「市場と経済の先行きへの不確実性と不安が、顧客との会話の中心となっている」と述べ、最近の株価下落に伴い市場に不安心理が広がっていると指摘した。
運用資産残高は11兆5800億ドルと、24年末時点の11兆5500億ドルから増加した。前年同期は10兆4700億ドルだった
第1・四半期の純利益は15億1000万ドルで、1株当たり9.64ドル。前年同期は15億7000万ドルで、1株当たり10.48ドルだった。買収関連費用などの調整後の1株当たり利益は11.30ドルで、前年同期から15%増えた。
トランプ米大統領の返り咲きによる期待感がしぼみ、米政権の関税措置に伴う経済の不透明感が高まっている。フィンク氏は世界金融危機や新型コロナウイルス禍に言及した上で「世界で大きな転換があり、市場に大きな構造変化が起こる際に、こうした状況を経験してきた」と述べた。市場の弱さが退職貯蓄にも悪影響を及ぼしているとしながらも「市場はうまく機能している」として、システミック・リスクには至っていないとの認識を示した。
一方、欧州諸国が歳出増による経済成長を目指す中、顧客から欧州への資産配分に関する問い合わせが増えていると言及。ただ米国から他の地域に大規模に資金を移動するような動きはまだ見られていないとも指摘した。
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