訂正（10日配信記事）-トルコの年末インフレ率、予想下回る可能性 原油安続けば＝財務相

(英文の訂正により、第一段落の「公式予想を１─１．６％ポイント下回る」を「年末のインフレ率は１─１．６ポイント低下する可能性がある」に訂正します)

Can Sezer

[イスタンブール １０日 ロイター] - トルコのシムシェキ財務相は１０日、原油価格が１バレル＝６５ドルを下回る状況が続けば、今年の年末のインフレ率は１─１．６ポイント低下する可能性がある（訂正）との見方を示した。

最近の世界的な貿易措置に伴う原油価格下落の影響についての質問に、原油価格が６５ドルを下回る状況が続けば、経常赤字の対国内総生産（ＧＤＰ）比が１．５％を下回る水準にとどまる可能性もあると述べた。

中央銀行による年末時点のインフレ予想は２４％だが、政府の中期計画によると、今年の経常赤字の対ＧＤＰ比は２％となっている。

アナリストらは、米中貿易戦争で石油需要の伸びに大きな不確実性が生じ、下値リスクが増大するとみている。