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米中小企業の景況感、2月は3カ月連続低下=NFIB調査

2025年03月12日(水)14時40分

3月11日、全米独立企業連盟(NFIB)が発表した2月の中小企業景況感指数は100.7で、前月から2.1ポイント低下した。トランプ政権の貿易政策に対する懸念が高まる中、3カ月連続で低下し、昨年11月の大統領選以降に記録した上昇分の大半が失われた。首都ワシントンのキッチンカーを2024年8月撮影(2025年 ロイター/Kaylee Greenlee Beal)

[ワシントン 11日 ロイター] - 全米独立企業連盟(NFIB)が11日に発表した2月の中小企業景況感指数は100.7で、前月から2.1ポイント低下した。トランプ政権の貿易政策に対する懸念が高まる中、3カ月連続で低下し、昨年11月の大統領選以降に記録した上昇分の大半が失われた。

消費者と企業の景況感低下と株式相場下落を受け、いわゆるトランプ効果が打ち消されたことを反映している。不確実性に関する指数は4ポイント上昇の104で、過去2番目の高水準となった。

平均販売価格を引き上げた企業は32%で、2021年4月以来最も大幅な10ポイント上昇となった。

値上げを計画している企業は3ポイント上昇の29%と、11カ月ぶり高水準となった。

景気が上向くと予想する中小企業経営者は10ポイント低下して37%だった。

いまが事業拡大の好機と答えた割合は5ポイント低下の12%で、20年4月以来最も大幅な下げとなった。

ロイター
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