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米国株式市場=続伸、企業決算を消化 金利見通しも支援

2025年02月06日(木)06時29分

米国株式市場は主要3指数がいずれも一時の下げから切り返し、続伸して取引を終えた。2021年、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Mike Segar/File Photo)

Abigail Summerville Shashwat Chauhan

[5日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数がいずれも一時の下げから切り返し、続伸して取引を終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットのさえない決算を消化したほか、米連邦準備理事会(FRB)による今後の利下げ見通しが意識された。

アルファベット株は下落。第4・四半期決算でクラウドコンピューティング事業の減速が示された。人工知能(AI)構築に向けた2025年の設備投資は約750億ドルになる見通しで、市場予想を上回る支出となる。

AI関連銘柄は先週、中国の新興企業ディープシークが開発した低価格・高性能のAIモデル台頭を受けて売りが広がったが、一部は回復の兆しを見せている。下げがきつかった半導体大手エヌビディアはこの日上昇した。

一方、半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は下落。第1・四半期のデータセンター事業売上高が前四半期から約7%減少する見通しが嫌気された。 

ロイター
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