ニュース速報
ビジネス
ECBの来週利下げに異論なし、最終的判断は留保=独連銀総裁
2024年12月05日(木)06時43分
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は4日、ECBは来週予定される次回理事会で追加利下げを実施する可能性があるものの、利下げは引き続き段階的かつ慎重に行うべきとの見解を示した。6月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は4日、ECBは来週予定される次回理事会で追加利下げを実施する可能性があるものの、利下げは引き続き段階的かつ慎重に行うべきとの見解を示した。
ナーゲル氏は、ディスインフレのプロセスが予想通りにおおむね進んでいることを考慮すると、「現段階で政策金利の引き下げを継続することに異論はない」とした一方で、「12月の新しいマクロ経済予測を確認し、ベースライン見通しを巡るリスクについて決断を下すまで、最終的な判断は控える」とした。