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日銀版需給ギャップ、1―3月期は-0.66% 16四半期連続のマイナス
2024年07月03日(水)14時27分
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7月3日、日銀は1―3月期の需給ギャップの試算値がマイナス0.66%になったと発表した。16四半期連続のマイナスとなり、マイナス幅は2022年4―6月期以来の大きさ。23年10―12月期について、日銀はプラス0.02%としていたが、マイナス0.03%に下方修正した。6月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Takahiko Wada
[東京 3日 ロイター] - 日銀は3日、1―3月期の需給ギャップの試算値がマイナス0.66%になったと発表した。16四半期連続のマイナスとなり、マイナス幅は2022年4―6月期以来の大きさ。23年10―12月期について、日銀はプラス0.02%としていたが、マイナス0.03%に下方修正した。
需給ギャップは、日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差。国内総生産(GDP)から推計する内閣府に対し、日銀は生産設備の稼働率や失業率・労働参加率などから試算している。
日銀は需給ギャップについて、「展望リポート」の見通し期間終盤にかけて「プラス幅の緩やかな拡大が続くと予想される」との見方を示している。