ニュース速報
ビジネス

米パラマウント、ストリーミング事業の合併巡り協議=CNBC

2024年07月02日(火)10時49分

米メディア大手パラマウント・グローバルは、同社のストリーミング事業「パラマウントプラス」の合併を巡り、同業他社と協議を進めている。CNBCが1日、事情に詳しい関係者の話として報じた。写真は2023年9月、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影(2024年 ロイター/David Swanson)

Dawn Chmielewski

[1日 ロイター] - 米メディア大手パラマウント・グローバルは、同社のストリーミング事業「パラマウントプラス」の合併を巡り、同業他社と協議を進めている。CNBCが1日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

市場が飽和状態になるとの懸念から、メディア各社はストリーミング事業の統合や顧客を確保するための値下げを余儀なくされている。

パラマウントはストリーミング事業の合併を巡る他社との協議により、パラマウントプラスの存続可能な事業形態を判断する意向だ。

CNBCによると、米メディア大手ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーが同社のストリーミング事業「マックス」をパラマウントプラスと統合する合弁事業について、関心を示している。

また複数のメディア企業幹部は非公式に、米ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャストのストリーミングサービス「ピーコック」とパラマウントプラス、マックス、ウォルト・ディズニーが最終的に単一アプリケーション内のプログラミングで提携するとの見通しを示したという。ストリーミングの最大手ネットフリックスに対抗するためだ。

パラマウントとワーナーはこの報道についてコメントしなかった。

パラマウントのストリーミングサービスは契約者数が7100万人余りと、ネットフリックスの2億6960万人やワーナーの9960万人を下回っている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

バイデン氏「選挙戦継続」強調、撤退論やまず 後任は

ビジネス

午前の日経平均は続伸、TOPIXは史上最高値更新

ビジネス

TOPIX、34年半ぶり史上最高値更新 バリュー株

ワールド

ロシア中銀総裁、全力でインフレ抑制と強調 週間統計
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVの実力
特集:中国EVの実力
2024年7月 9日号(7/ 2発売)

欧米の包囲網と販売減速に直面した「進撃の中華EV」のリアルな現在地

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 2
    黒海艦隊撃破の拠点になったズミイヌイ島(スネークアイランド)奪還の映像をウクライナが公開
  • 3
    キャサリン妃も着用したティアラをソフィー妃も...「ロータス・フラワー・ティアラ」の由緒正しい歴史とは?
  • 4
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 5
    ありなの? 飛行機の隣席に40kgの大型犬アメリカン…
  • 6
    北朝鮮を訪問したプーチン、金正恩の隣で「ものすご…
  • 7
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 8
    爆風で窓が吹き飛ぶ衝撃シーンを記録....「巨大な黒…
  • 9
    H3ロケット3号機打ち上げ成功、「だいち4号」にかか…
  • 10
    現在のビットコイン価格は「高すぎ」か、実は「割安…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「帰ってきた白の王妃」とは?
  • 3
    爆破され「瓦礫」と化したロシア国内のドローン基地...2枚の衛星画像が示す「シャヘド136」発射拠点の被害規模
  • 4
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 5
    ガチ中華ってホントに美味しいの? 中国人の私はオス…
  • 6
    ミラノ五輪狙う韓国女子フィギュアのイ・ヘイン、セク…
  • 7
    キャサリン妃は「ロイヤルウェディング」で何を着た…
  • 8
    H3ロケット3号機打ち上げ成功、「だいち4号」にかか…
  • 9
    「大丈夫」...アン王女の容態について、夫ローレンス…
  • 10
    黒海艦隊撃破の拠点になったズミイヌイ島(スネーク…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に
  • 3
    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア
  • 4
    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…
  • 5
    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 6
    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は…
  • 7
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 8
    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…
  • 9
    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 10
    爆破され「瓦礫」と化したロシア国内のドローン基地.…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中