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英建設業PMI、4月は61.6 封鎖解除で高水準続く

2021年05月07日(金)18時52分

[ロンドン 7日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した4月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は61.6と、3月に続き高水準を維持した。

ロックダウン(都市封鎖)の解除で、新規受注が2014年9月以来の高水準に増加した。

ロイターがまとめた市場予想は62.3だった。

3月のPMIは61.7と、6年半ぶりの高水準を記録していた。

IHSマークイットのエコノミクス・ディレクター、ティム・ムーア氏は「英建設業は、過去6年半で最大の成長を記録している。住宅建設、商業建設、土木の各部門でむらのない回復が見られる」と述べた。

製造・サービス・建設を合わせた4月の全セクターPMIは60.8と、3月の56.8から上昇し、2013年10月以来の高水準となった。

建設業では、土木が2014年以降で最大の伸びを記録。商業・住宅建設は拡大ペースが鈍った。住宅建設は、住宅購入税の減税などで住宅市場が活気づいていることが支援要因となった。

建設業のコスト上昇ペースは、24年前の統計開始以降で最高。

同氏は「4月は、建設資材の需給不均衡、輸送コスト上昇で、軒並み深刻な価格圧力が生じた」と述べた。

建設業の雇用の伸びは2015年終盤以降で最高だった。

イングランド銀行(英中央銀行)は6日、今年の英経済成長率が戦後最高になるとの見通しを示した。

ロイター
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