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不良債権問題は最優先課題、協調して対応すべき=ECB総裁
2017年11月07日(火)19時17分
11月7日、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ユーロ圏の銀行の不良債権問題への対応は最優先課題で、規制や監督の担当部局と各国当局間の協調した努力が必要との認識を示した。写真はフランクフルトで10月撮影(2017年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は7日、ユーロ圏の銀行の不良債権問題への対応は最優先課題で、規制や監督の担当部局と各国当局間の協調した努力が必要との認識を示した。
ECBに対しては、新たな不良債権への対応に関するガイドライン策定で規制当局の権限を侵害しているとの批判がイタリアから出ている。
ドラギ総裁はある会議で「現在の最重要課題は不良債権への対応だ。秩序立った方法で対応するために銀行、監督者、規制者、各国当局が協力することが必要。不良債権が効果的に管理され、効率よく処理できるような環境を整え早急に対処すべきだ」と語った。
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