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ECBは明確な出口示すべきだった=ラウテンシュレーガー専務理事
2017年11月07日(火)19時03分
11月7日、欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は、ユーロ圏経済の回復は堅固で、インフレ率が今後上昇するとみられ、ECBは資産買い入れの明確な終了時期を設定すべきだったと述べた。写真はECB本部、フランクフルトで7月撮影(2017年 ロイター/Ralph Orlowski)
[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は7日、ユーロ圏経済の回復は堅固で、インフレ率が今後上昇するとみられ、ECBは資産買い入れの明確な終了時期を設定すべきだったと述べた。
ラウテンシュレーガー氏はブルームバーグテレビに対し、「成長に力強い勢いがあり、17期連続で景気回復が続いている。労働市場の回復は堅調で、景況感も前向き、企業や家計の財務状況も非常に好ましく、インフレ率は今後上昇すると大きな自信を持っている」と指摘。
「(先月末の理事会で決定した)1月以降の資産買い入れ額縮小は正しいと思う。私は明確な出口を見通したかった」と述べた。
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