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経営側も現場に足運び「三現主義」徹底=神鋼・日産不正でホンダ社長
2017年10月25日(水)16時06分
10月25日、ホンダの八郷隆弘社長は、東京モーターショーの報道機関向け公開日での会見で、神戸製鋼所と日産自動車の不正問題について「製造業として非常に問題で遺憾」と述べた。写真は第45回東京モーターショー会場で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 25日 ロイター] - ホンダ<7267.T>の八郷隆弘社長は25日、東京モーターショーの報道機関向け公開日での会見で、神戸製鋼所<5406.T>と日産自動車<7201.T>の不正問題について「製造業として非常に問題で遺憾」と述べた。また、「三現主義」を徹底し、経営陣も製造現場が三現主義をしっかり実現できるような「環境づくりや現場に足を運ぶこと」などを肝に銘じたいと語った。
三現主義とはホンダの創業以来の経営哲学で、「現場」へ行き、「現物・現状」を直接知って「現実的」に評価や判断を行うこと。
八郷社長は、ホンダで言えば「『三現主義』をしっかりやっていくことが従来の日本のものづくりの強みだった」と語り、「ものづくりの現場が強くなることが一番大切で、今後も重要だ」との認識を示した。
(白木真紀)
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