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航空機部品はボーイングに確認要=神戸鋼データ改ざんでスバル社長

2017年10月12日(木)21時02分

 10月12日、SUBARUの吉永泰之社長は、神戸製鋼所が性能データを改ざんしたアルミ製品を航空機や自動車の部品に使用していたことについて、航空機部品に関しては納入先である米航空機メーカーのボーイングに確認する意向を示した。5月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 12日 ロイター] - SUBARU(スバル)<7270.T>の吉永泰之社長は12日、神戸製鋼所<5406.T>が性能データを改ざんしたアルミ製品を航空機や自動車の部品に使用していたことについて、詳細はまだ「調査中」としながらも、特に航空機部品に関しては納入先である米航空機メーカーの「ボーイングとの関係が当然ある」として、ボーイングに確認する意向を示した。都内で記者団に対し語った。

また、問題が判明して必要な費用が生じた場合は神戸製鋼側に請求する可能性があることを示唆した。

一方、トヨタ自動車<7203.T>とマツダ<7261.T>、デンソー<6902.T>が共同で設立した電気自動車(EV)の基幹技術を開発する新会社につついて、吉永社長は今月1日からスバルも技術者を数人派遣していることを明らかにした。さらに、「開発に参加させる方向だ。基盤の技術はなるべく共通化したほうがいい」と述べ、参画に前向きな姿勢を示した。

(白木真紀)

ロイター
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