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欧州債務危機、完全に終わったわけではない=メルケル独首相
2015年03月19日(木)18時28分
3月19日、ドイツのメルケル首相は、ユーロ圏の成長率や失業率の水準は大幅に改善しているが、債務危機は完全に終わったわけではないとの見方を示した。写真は、ドイツのメルケル首相、18日撮影(2015年 ロイター/Axel Schmidt)
[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は19日、ユーロ圏の成長率や失業率の水準は大幅に改善しているが、債務危機は完全に終わったわけではないとの見方を示した。
メルケル首相はこの日からブリュッセルで始まる欧州連合(EU)首脳会議を前に、独連邦議会下院で演説。「われわれ(EU加盟国)は、断固とした行動を取り、結束することができた。だが、長期にわたり持続可能な根拠のもとで債務危機を克服したとは言えない」と述べた。
さらに首相は、ギリシャのチプラス首相と23日にベルリンで会うことを楽しみにしていると表明。「詳細について話し合い、おそらく激しく議論することになるだろう」と話し、この日に解決策がまとまる見込みは低いとの見方を示した。
*内容を追加しました。
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