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東京マーケット・サマリー(12日)

2015年02月12日(木)18時33分

<外為市場>

ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円

午後5時現在 120.26/28 1.1324/28 136.19/23

NY午後5時 120.43/45 1.1331/36 136.52/56

午後5時のドル/円 は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の120円前半。米金利上昇などを手掛かりに、早朝一時120円半ばまで買われたが、その後は実需筋の売りや個人投資家の利食いなどで上値が重くなった。一時120円を割り込む場面も見られたが、押し目買いに下値は守られた。ただ、午後5時半前後からドル/円は急落、一時118.60円をつけた。一部報道で、現時点での一段の追加緩和は日本経済にむしろ逆効果になるとの見方が日銀内で浮上していると報じられ、ドル売りの材料になったとの指摘が出ている。ブルームバーグは関係者の話として「日銀の追加緩和は逆効果、10月緩和は消費者マインドに悪影響」と報じた。

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<株式市場>

日経平均    17979.72円(327.04円高)

17884.34円─18005.45円

東証出来高   27億7325万株

東証売買代金  3兆1600億円

東京株式市場で日経平均は大幅反発。上げ幅は一時350円を超え、日経平均は取引時間中で2014年12月8日以来、約2カ月ぶりに節目の1万8000円台を回復する場面があった。休場中に米国株が上昇したうえ、1ドル120円台へと円安方向に振れたことで主力株中心に買い優勢となった。ただ欧州情勢に対する不透明感などが重しとなり、買い一巡後は高値もみ合いとなった。

東証1部の売買代金は3兆1600億円と、14年12月12日以来2カ月ぶりに3兆円を超えた。

東証1部騰落数は、値上がり1258銘柄に対し、値下がりが497銘柄、変わらずが107銘柄だった。

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<短期金融市場> 17時48分現在

無担保コール翌日物金利             0.074%(速報ベース)

3カ月物国庫短期証券流通利回り          0.010%(+0.010)

0.010 ─ 0.010%

ユーロ円3カ月金利先物(15年12月限)     99.850(─0.005)

安値─高値       99.850─99.855

無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.074%になった。

主な取り手は地銀、信託などで、取引レンジは0.071─0.074%付近。大手行は0.07%近辺で一部出合いを付けた。一部で試し取りが観測されているが、実需ベースの取引水準は10日と大きく変わっていない。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は低下。共通担保資金供給オペは札割れ。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りが2014年11月13日入札分以来のプラス水準(0.0020%)となり、需給がやや緩んだことが確認された。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。

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<円債市場> 

10年国債先物中心限月・15年3月限(大証) 147.14(+0.04)

安値─高値   147.03─147.23

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値)  0.390%(変わらず)

安値─高値   0.400─0.385%

長期国債先物は小反発。前場は10日に大きく下落した反動に加えて、日銀買い入れによる需給改善が意識されて買い戻しが優勢だった。後場は日経平均株価が一段高となり、一時1万8000円台を回復したことが材料視され、国債先物はマイナス圏に沈む場面があった。終盤に値ごろ感からくる短期筋からの買い戻しがみられた。依然として変動率は高い。現物債は方向感が出にくかった。長期ゾーン利回りに上昇圧力がかかったが、0.400%がサポートラインになった。来週に入札を控えた20年債利回りは1.205%と2014年11月27日以来の高水準を付ける局面があったが、1.200%で保険会社などからの押し目買いが入った。あすの入札を前に5年債は小幅調整。

長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比4銭高の147円14銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は0.390%。

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<スワップ市場>

スワップ金利(17時39分現在の気配)

2年物 0.21%─0.11%

3年物 0.24%─0.14%

4年物 0.28%─0.18%

5年物 0.33%─0.23%

7年物 0.45%─0.35%

10年物 0.63%─0.53%

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